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未委託の出版者とその出版物について

「未委託の出版者とその出版物について」著作権管理2団体に「要望書」を提出

学術著作権協会(JAC)と出版者著作権管理機構(JCOPY)―


弊社の代表取締役飯沼社長はじめ「ADS学術文献複写サービス」、「CPS著作権許諾サービス」の一行(5名)は、

先の926日、著作権集中処理機構の使命を果たす一般社団法人学術著作権協会(JAC)を表敬訪問し、同協会の常務理事の山本一彦氏、事務局長の石島寿道氏、事務局長補佐の黒川恵氏、主査(国内事業担当)の小島範子氏同席のもとに、「未委託の出版者とその出版物について」、既に委託された「管理著作物」と同様に円滑且つ

合理的な権利処理ができるように、出版者(8学会、5協会、1学術出版社)とその出版物の実名を記した「要望書」を提出しました。合わせて「要望書」の趣旨・目的などをご説明申し上げ、ご理解とご協力をお願いしたところです。

また、同日、一般社団法人出版者著作権管理機構(JCOPY)にも表敬訪問し、同機構の専務理事・事務局長の

武田実紀男氏、業務部担当の松村良彦氏ご同席のもとに、「未委託の出版者とその出版物について」、既に委託された「管理著作物」と同様に円滑且つ合理的な権利処理ができるよう期待される出版者(3学術出版者、1専門新聞社)とその出版物の実名を記した「要望書」を提出しました。合わせて「要望書」の趣旨・目的などご説明申し上げ、ご理解とご協力をお願いしたところです。

その他、弊社の「CPS著作権許諾サービス」と「先許31出版者一覧」のご紹介、無償出版物の取り扱いやWeb公開自由利用著作物、

オープンアクセスやクリエイティブコモンズなど広く意見交換、協議をいたしました。

弊社は、これを機会に両団体と連携を取りながら、学術文献の利活用と権利処理の取り組みを一層強化します。

*「要望書」の趣旨・目的<要旨>:

*弊社は、DS並びに外商書店としての立場から、「著作権等管理事業法」下、著作権管理団体に、未委託の出版者(出版物を含む)が委託されるよう切望しております。

*また利用者目線からは、未委託の状況にあっては、学術文献の円滑な利活用上の不便は避けがたく、許諾手続きには煩雑さがぬぐえないのが実情で、この状況が速やかに改善されるよう望まれることです。

*学術文献情報の円滑な利活用、著作権等権利処理の励行、知財の保護、法令の順守上、「管理著作物」同様の権利処理ができるよう著作権管理団体の一層の取り組み強化を願っております。

*訪問当日の話題から<学術著作権協会>: 

*学著協には、現在830の団体が権利者として加盟。

うち400団体強が日本工学会、日本農学会、日本医学会のいずれかに属している。

*権利者向けの啓発活動としてセミナー等を不定期に開催していく方向で進めている。

*「未委託」、「非管理著作物」に関しては、DSや利用者から要望があった際に利用許諾手続きを取っている。 

*訪問当日の話題から<出版者著作権管理機構>:

*専門新聞社協会はJCOPYか日本複製権センター(JRRC)のどちらかに加盟している。

*現在、複写複製に関して紙とFAX送信だけの「管理著作物」が多く存在する中、電子許諾にも取り組む。

*「要望書」提出の翌日、927日には、学術著作権協会(JAC)事務局の黒川氏を通じて、“ご要望に関しては、真摯に受け止め、優先順位を設けながらではありますが、検討してまいります。”とのメッセージが届きました。

また、出版者著作権管理機構(JCOPY)の松村氏を通じて、“ご要望等の内容を弊機構事務局内で早速共有させていただきます。”とのメッセージが寄せられました。

 以上

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