お蔭様で創立30周年を迎えて
春爛漫の季節、お得意様におかれましては、益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。
弊社は、学術情報流通を担うドキュメント・サプライヤー(DS)として1992年以来「学術文献複写サービス」を科学・技術・医学分野の研究開発活動を進める企業・産業界に広くご提供し、未曽有の試練となる新型コロナウイルス感染症のパンデミック状況下、
事業存続・雇用維持を通して、2022年4月2日、創立30周年および新事業年度を迎えることができました。これも偏にお得意様からの
ご愛顧、ご支援の賜と心から感謝申し上げる次第でございます。
弊社といたしましては、30周年を飛躍の年として、事業の持続的発展と一層充実したサービス、「お客様満足度」の向上に努めてまいる所存でございます。
弊社のご提供させていただく学術情報流通サービスは、
1.学術文献複写サービス(ADS)
2.学術書販売サービス(BDS)
3.著作権許諾サービス(CPS)
の3本柱を軸に据えつつ、周辺のデータベース検索サービス、学位論文サービス、別刷サービス、技術翻訳サービス、「産業情報源」の「会社技報」複写サービスなど多様なご要求に対応できるよう総合的にご用意しております。
また「学術情報源」の複雑多岐にわたるニーズ環境下、次の3点に重点を置き取り組んでまいります。
第一は、「革新」。
学術文献情報が「出版」から「流通」、「利活用」、「権利処理」へと加速度的にシフトしている状況下、サービス事業の持続的発展と質的向上を図りながら競争力の源泉となるよう積極的に自己革新していきます。
でございます。
第二に、「挑戦」。
学術文献複写サービスを通じて得られた多岐に及ぶ当社の業務ノウハウの潜在的可能性を活かし、各種企業が広報する流通未整備の
「産業情報源」である「会社技報」の利活用、学術書販売や権利処理、出版者との関係強化を加えた業容拡大へと挑戦を続けます。
第三が、「成長」。
DSとして、また外商書店として、お得意様はじめ、学術出版界、著作権管理団体と共に発展することを願い、サービス事業の成長を
図ってまいります。
未だ終息しないパンデミック状況下、弊社社員一同は、必要な対策を講じながら、ワクチン接種の進展と治療薬の開発・普及への期待と合わせて、穏やかな日常が戻りますよう1日も早い終息を願い、お得意様の益々のご発展とご健勝を心からお祈り申し上げますと共に、ご期待にお応えできるよう一層努力してまいりますので、倍旧のご愛顧、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2022年4月2日
エーシー・ファクス株式会社(ACF)